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発達凸凹(発達障害)
執筆者: 一般ユーザー さん
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 アスペルガー症候群

ここ数年で「発達凸凹」あるいは「発達障害」と言う言葉があちらこちらで聞かれるようになり、子供のちょっとした言動にも人知れず悩んでいるパパ・ママがいると思います。

「発達凸凹」と一言で言っても様々なタイプがあります。ここでは、その中で「アスペルガー症候群」についてまとめました。

3つの主な症状

アスペルガー症候群には、以下のような症状が顕著に現れる傾向があります。

  • ・体や心が共鳴しにくい
  • ・人との親密な関係が育まれにくい
  • ・相手の視点で考えられない

診断方法

医師は以下のような方法でアスペルガー症候群の可能性を診断しているようです。日ごろから子供の行動や状態を注意深く観察しておくとよいでしょう。

  • ・親や学校の先生から普段の家庭や学校での生活状況を詳しく聴き取る
  • ・生まれてから今までの生育や生活の歴史をたどって特異な発達の問題がなかったか見ていく(母子手帳・育児の記録、学校時代の通信簿など)
  • ・幼いころから本人をよく知る人からの聴き取り情報収集

アスペルガー症候群とうまく付き合うには

子どもとのコミュニケーションにちょっとした変化を加えることで、お互いに気持ちよく意思疎通がとれるようになるかもしれません。

  • ・ルールや約束事を明確にする
  • ・一貫した対応をする
  • ・暗黙のルールも具体的に説明する
  • ・視覚的サインを用いる(メモをして渡すなど)

保育園や幼稚園、学校で「お子さんは生活する中で辛い思いをしているようです。」というような話があったパパ・ママは、それを受けとめることが難しいことと思います。

ですが、岡田尊司先生の「アスペルガー症候群」の中に下記の言葉があります。

壁にぶつかったとき、「ふつうの子」の常識で、それを乗り越えようとすると、うまくいかないことも多いが、このタイプの子の特性を活かす方向で、解決策を考えると、意外な展開が起きて、そこから突破口が開けるという経験をする。世間の常識で考えるよりも、その子本位に考えることが必要であると・・・

様々な輝きを秘めた子供たちです。パパ・ママ、そして周りの方々の暖かい見守りで成長していけると思います。

参考

アスペルガー症候群 岡田 尊司(著)

2016/10/07 更新

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