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 微弱陣痛

出産する為にはある程度の強い陣痛が必要となってきますが、陣痛が始まっても「微弱陣痛」といってなかなか強まってこず、お産が進まなくなることがあります。

微弱陣痛になって不安にならない為にも、対処法や予防法を知っておきましょう。

微弱陣痛とは

「陣痛が弱く、持続時間が短く、陣痛周期が長く、お産が長引く」という陣痛異常の1つです。

次の3つの条件のうち1つでも当てはまれば「微弱陣痛」と診断されます。

・子宮内圧が低い(子宮収縮の強さが不足)

・陣痛の間隔が長い

・陣痛の続く時間が短い

※1より引用

このような状態になるとお産は進まなくなり、ママの体力を削られるだけでなく、赤ちゃんの状態も危うくなってきてしまいます。

微弱陣痛の種類と原因

微弱陣痛のは2つの種類があり、それぞれで原因が異なります。

原発性微弱陣痛

お産が始まっても陣痛は弱いままで、分娩が進んでいなかったり時間が長くかかっていたりした場合を言います。

原因:母体側の体調や疾患、出産に対する恐怖・不安といった精神面から引き起こされる可能性があります。

続発性微弱陣痛

正常に陣痛がきていたものの、途中で陣痛が弱まってしまった場合を言います。

原因:母体側(軟産道強靭など)と胎児側(水痘症・胎位・巨大児など)両方の状態が原因だと考えられます。

微弱陣痛の対処法

微弱陣痛が起こったら、お産が長引いてしまう為、ママの体力は非常に消耗します。赤ちゃんの心音がしっかり聞こえているなら、ママがまだ元気なうちに睡眠をとったり、軽く食事をしておいて、間近に迫る出産に備えましょう。

まだ強い陣痛がこなくて子宮口が開かなくなってきた際に、陣痛促進剤が使用されます。1回で陣痛がくることもあれば、何度投与しても陣痛がこない場合もあります。

お産を早く終わらせる為に吸引分娩や鉗子分娩が行われたり、母子の状態が危うい場合は、緊急帝王切開に切り替わることもあります。覚えておきましょう。

微弱陣痛の予防法

原因が体調面や精神面の場合に予防法があります。それは体力づくりです。

臨月の時や陣痛がきて分娩台にあがるまでにできることを紹介します。

・ウォーキング

・スクワット

・少し負担のかかる家事(床拭きや大掃除など)

・階段の上り下り

・足湯でリラックス

参考

微弱陣痛とは?原因や対処法は?前駆陣痛との違いは?-こそだてハック※1

微弱陣痛について知っておこう-赤ちゃんの部屋‐Baby's Room-

2018/05/09 更新

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